教授挨拶

  私は、昭和54年3月金沢大学医学部を卒業後、同 第二外科学教室に入局し、以来、故宮崎逸夫教授および 三輪晃一教授の薫陶を受け、消化器外科学の診断と治療に従事して参りました。
そのなかでも、"根治性を保持しながら、術後の良好なQOLの維持を目指す、過不足のない消化器癌手術"を信条に、"個別化によるリンパ節郭清の適正化"を目指した手術を積極的に施行して参りました。
  金沢大学の外科学教室には、本邦初の膵頭十二指腸切除術を施行した故久留 勝教授、膵全摘や肝右葉切除術を施行した故本庄一夫教授、膵胆道癌に対する拡大郭清膵頭十二指腸切除術を開発した故宮崎逸夫教授など、 多くの先達によって築かれた肝胆膵外科学に関する偉業があります。
私は、世界に誇れる金沢大学の肝胆膵外科の伝統を受け継ぎながら、広く消化器外科学の教育や診療に邁進し、これまで以上に基礎医学講座の先生方とも連携をとり合いながら、生命科学の時代に相応しいオリジナリテイのある臨床研究を積極的に行っていきたいと考えています。

金沢大学医薬保健学域医学類 がん局所制御学分野 教授

サイン

学歴・職歴

金沢大学医学部医学科(1979年)
金沢大学助手(1987年4月)
金沢大学助教授(1999年10月)
カナダ University of British Columbia(UBC)Department of Biochemistry & Molecular Biology(2004年)
金沢大学教授(2006年4月)

専門分野

消化器外科全般、(特に肝胆膵疾患の外科治療)

研究課題

過不足のない消化器癌根治手術の開発(臨床研究)、消化器癌の発生ならびに進展に関する基礎研究

所属学会

日本外科学会(代議員) 、日本消化器外科学会(理事)、日本消化器病学会(学会評議員)、
日本肝胆膵外科学会(理事)、 日本胆道学会(評議員)、日本膵臓学会(評議員)、
日本臨床外科学会(評議員)、日本癌治療学会(評議員)、日本消化器癌発生学会(評議員)、
日本腹部救急医学会(評議員)、日本がん転移学会(評議員)

国際貢献

2004年英国膵臓学会(開催都市:Plymouth)で、President Kingnorthからの依頼があって、
膵癌における リンパ流やリンパ節転移に関する最近の知見、膵癌の外科治療の工夫についてguest lectureとして招聘教育講演を行った。

受賞歴

2001 An award from Japanese College of Surgeons
Human pancreatic cancer cells express non-functional Fas receptors and counterattack lymphocytes by expressing Fas-ligand.--- a potent mechanism for immune escape.