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消化器外科育成プログラム
Home>胃グループ>進行胃がんについて

進行胃がんについて

 進行胃がんとは、固有筋層からさらに深く進行している胃がんのことを言います。 外科的治療として標準手術といわれるものから、リンパ節まで転移が進んでいる場合に行う拡大手術、さらに進行が進み根治切除が行えないときには姑息手術と、 がんの進行に合わせて治療を行っています。

1型限局隆起型 2型限局潰瘍型
3型浸潤潰瘍型4型びまん浸潤型 胃癌手術方法

肝転移の治療

 胃がんの場合、肝臓の両葉にまたがる複数の転移を認めることが多く、手術適応になる症例は大腸がんほどありません。 たとえ転移の個数が画像上1-2個と診断し肝切除をおこなっても、術後早期に残った肝臓に再び転移が見つかることが多いようです。 当科ではまず化学療法をおこない、3ヶ月経過しても新たな病変が出現しない場合に肝切除を考慮します。 また当科では肝臓がんの手術や肝移植の経験も多く、安全な肝切除を行うことが可能です。 肝臓にのみ転移(再発)が認められる場合は、高濃度の抗癌剤を選択的に肝転移巣へ到達させる目的で、肝動脈へ動注カテーテルを留置して、肝動注化学療法も行っています。

腹膜播種とは

 胃の表面(漿膜)に露出した腫瘍から腹腔内にこぼれ落ちたがん細胞が腹膜に生着することが主な原因です。こぼれたがん細胞は腸管を巻き込んで食べ物が通らなくなったり(腸閉塞)、腹膜が厚くなったり炎症を起こしたりして腹水がたまる(癌性腹水)ことがあります。 また、肝臓で作られた胆汁の通り道を巻き込むと肝臓が腫れて血の中へ胆汁成分が溶け込み黄だん(閉塞性黄疸)が出現し、最終的には肝臓のはたらきが壊れてしまいます(肝不全)。 背中側の腹膜(後腹膜)を超えてがん細胞が尿管を巻き込むと腎臓で作られたおしっこが膀胱に流れなくなり腎臓が大きく腫れ上がり(水腎症)、発熱したり(腎盂腎炎)腎臓のはたらきが壊れてしまったりする(腎不全)こともあります。

腹膜播種の治療

高度進行・再発胃がんに対する治療

 肝転移や大動脈周囲リンパ節転移を含む遠隔転移を有する胃がんは手術療法だけでは治癒する可能性は非常に低いと考えられています。 たとえ、手術で転移した部位を含めて完全に取りきれたと思われる症例であっても、そのほとんどが再発します。 拡大手術後に再発予防の目的で補助化学療法をおこなっても、投与開始が遅れたり、副作用のため継続できなかったりして十分な化学療法が行えないからです。
  そこで最近では、化学療法をおこなってから手術可能であれば手術をし、取りきれないような症例ではそのまま化学療法を続けていく傾向にあります。

高度進行胃がんリンク